シンガポール&マレーシア 旅行記
2011年2月1日から2週間ホリデー。ぶらりと遊びにいってきました。
「 シンガポール 」-2011年2月1日~3日&10日~17日
まだ2月なのに、今年2回目のシンガポール(笑)。
あはは、なにやってんだか。半月前の前回の滞在はカンボジアに行くための経由地みたいなもんやったし、いろいろあんまり見てまわってなかったから。
今回は時間をかけてこの小さな国をディスカバーしてきました。
とにかく今回はたぶん書くことが多いので、何回にもわけて細かく旅行記をUPしていきたいと思います。
飽きずにお付き合いください。
ボクが知っている情報を交えて、簡単にシンガポールを紹介。
マレー半島の最南端、つまりアジア大陸=ユーラシア大陸の最南端に位置するこの島国、その国土は日本の淡路島とほぼ一緒。ひとつの国が淡路島くらいっていうのはかなり驚き。小さいねー。
その人口密度は世界第2位!ちなみに1位はモナコ公国。
シンガポール国民と一言に言っても外見は様々。
75%が中華系、15%がマレー系、8%がインド系、その他となっているらしい。実際に街を歩いていてもほとんどが中華系の人で、公用語は英語や中国語、マレー語などいくつかあるが、実際に会話をしてみると、かなりクセのある英語、いわゆる「Singlish」を話す。
この国を訪れる前のイメージとしては、”クリーン・清潔”というものがあったけど、実際には東南アジアのその他国と比べれば断トツでそれなりにキレイかも知れないけど、道にゴミはたくさん落ちているし、信号無視する人は大勢見かけるし…と、必ずしもイメージ通りではなかったかな。
マナーに対する罰金の厳しさは世界でも他に類を見ないほど。
例えばトイレで流し忘れをしても、紙くず1枚を道に捨てても、ドリアンを地下鉄に持ち込んでも、数万円単位の罰金が課される。きびしい~。でも、実際には当たり前のことばっかりやけど。
全体を通してボクがシンガポールの印象として思ったこと。
それは実に「バランスのとれた国」だということ。
一生懸命働いて、でもあんまり残業しない感じがしたし、
交通機関の便も日本並み、高いブティックやショッピングセンターもあれば市場や屋台などでそれの5分の1くらいの金額で済ませることもできるし、ホテルやお店などでのサービスは日本人観点から見てもある一定のクオリティは満たしてるし、飾らない人も居ればファッションなどは日本のトレンドを追いかけてオシャレをしている人も大勢いるし、、、いろんな意味でバランスの取れた国だなぁと感じた。
でもきっとこういう感想は日本人で海外に住んでいるからこそ持てる意見だと思うな。
シンガポールはなんといってもショッピングが好きな人にとっては天国だと思う。
信じられないと思うが、各交差点毎に”ルイ・ヴィトン”があるのだ。
ほんまほんま。意味ないやんって思うけど、”ルイ・ヴィトン”に限らず、数百メートル感覚に、つまりそれぞれのショッピングセンターにひとつといっていいほど、必ずブランドのお店が複数個所ある。
それだけお店があってもお客さんはどこにいってもいっぱい。すごいなシンガポール。
外国為替のレートで見てもシンガポールドルは日本円やオーストラリアドルなどの主要な通貨と比べるとやはり弱く、海外からの旅行者にとっては安価でお買い物をできるということもあり、にぎわっているのだと思われる。
例えばボクが訪れたこの時期で ”1シンガポールドル=64円” で、 ”1AUS$=1.35シンガポールドル” なのね。
それじゃ~お買いものしますか♪…ってなるよね。
そして当然食べ物もおいしいものが安く食べれるってワケ。
ボクは今回シンガポールではほとんど日本食を食べてたけど(笑)、屋台も数多く利用した。
屋台というのはシンガポールでは”ホーカー”と呼ばれる。
もともと英語で”Howker”は売り歩くという意味があるところから、大きなまとまった屋台街などは”ホーカーセンター”などと呼ばれる。
このホーカーの看板で食べたいものを見つける。
麺を専門としている店や、炒め物なども作るお店、海鮮をふんだんに使うお店やデザート系、などなど。
食べたいものをまずは見つけるのはイイが、早速並んで注文しにいくのはNGなのです。
なぜかというと、注文を終えてご飯を持ったところで座るところがないと食べれないから。
まずはホーカーの基本は”席取り”から始まるってこと。
ポケットティッシュでもいいし、ドリンクでもいいし、なにかをテーブルに置いておくとそれはキープしてますよ~という意味なので、取られることはない。…それでも取られる場合はあるけど。
んで、あと美味しい屋台飯を見つける一番簡単な方法を伝授します。
それは、行列ができているお店が必ずどこかにあるんです。
ヒマな時も他のお店はガラ~ンとしているのに、絶対どこかのお店はすごい並んでるところがあるハズ。
こういうところはまずハズレなしやね。
今回ボクがこの屋台でおもしろいと思ったこと。注文を受けるおっちゃん①と、料理を作るおっちゃん②ってのがだいたいそれぞれの屋台には居るんやけど、、、
この上の写真のお店。
ボクが実際にチャーハンとフライドオイスターを頼んだお店なんやけど。
めちゃ忙しそうなお店やって、オーダーを手前のおっちゃん①がもらったら、こんなカラフルな洗濯バサミをおっちゃん②の見えるところにくっつけていってたのね。
んで、なるほど!と思った。
これそれぞれの洗濯バサミのカラーに意味があって、例えばピンクがチキンチャーハンでオレンジがベジタブルチャーハンで、グリーンが野菜炒めで、ブルーはオイスター炒めで…とかって具合に、数名先の分のオーダーをこうしておっちゃん②に伝えることによって効率よく調理が進めれるようにしてるシステムなんだってこと。
大したことではないかもしれないけど、ちょっとしたこの工夫すごくない?ボクは一人で行列に並びながらこのシステムを解読した自己満足に嬉しくなりずっとニヤニヤしながら見てた。
実際にここの屋台のご飯はおいしかった。
今回の旅で食べた物はまた別の時に、「食べたもの一覧コーナー」でUPします。
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「 マリーナベイサンズ 」
この名前を聞いたことがある人はいるのカナ?
どうやら世界的にも有名らしいが、ボクも訪れて初めて知ったんやけど、昨年シンガポールのマリーナベイエリアにできた、ホテルやカジノ&ショッピングセンターを含む超大型複合施設なんですと。
ボクはこの建物のlooksを一目見た時から興味津津。
めちゃ奇抜な形しとるんです。
あの3本の大きなビルディングはホテルになっていて、その頂上にのっかるようにかかっているのが、スカイガーデンと呼ばれる場所。
このスカイガーデンには宿泊者だけが利用できるプールがあるというじゃありませんか。
絶対泳ぎたい。
…と思って、今回は貧乏旅行のつもりが、一泊だけしてやろうということになり、泊まってきました。
写真でご紹介なり。
スカイカーデンからの景色は、ご覧のとーり大変キレイでした。
特に夜景の美しさには絶句。
そして、この宿泊していた日は中国旧正月のイブに当たる日で、ホテルの客室の目の前から花火が0時になるとあがるという、ラッキーな出来事もありました。
マリーナベイサンズ、知らなかった人は是非チェックしてみてください。
こちらです↓↓
そしてこのマリーナベイサンズでイタリア車の「フェラーリorランボルギーニ」のDriving Experienceができるという貴重な体験ツアーがあったので、もちろん遊びにいってきました。
こんなクルマ滅多に乗ることはできない…というか、一生乗れないカモ知れないし、高かったけど迷わず体験。
今回乗ったのは、ランボルギーニのガヤルド。
かなり獰猛だったー。
座席位置は超低く、実際に走りだすとかなり乗り心地としてはさすが硬かったね。
フルタイム4WDやから時速100kmくらいでコーナーリングしてもぜーんぜんブレないし。
ちなみにクルマに興味のない人にわかりやすく説明すると、このクルマ1台でトヨタのヴィッツが25台くらい買える値段しちゃいます。おぉ~高い。
残念ながらフェラーリF430は今回はメンテナンス中で体験できず。
でも、貴重な経験ができました。
さっすがマリーナ・ベイ・サンズ。
シンガポールのホテルは世界のホテル格付けなんかでも上位に多数入るなどハイグレードなものが多いことで有名だけど、みんながシンガポールに行く機会がある場合は、マリーナ・ベイ・サンズに宿泊してくだされ。
それなりにイイ値段するけど、それ以上に絶対満足すること間違いなし。
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「 Singapore ZOO 」
ここ、世界的にも有名な動物園。
ただの動物園じゃないんです。何が違うかと言うと…下の写真見てみてください。
この動物園は出来る限り、動物たちの生活環境を人工的な檻や柵で囲ってしまうことなく、訪れるお客さんたちが動物たちにできるだけ近く接することができるように、工夫をしている動物園なんです。
なので、園内の道を歩いていると突然上の方でガサガサーって音が鳴ったと思えばオラウータンが子オラウータンを連れて縄の上を歩いてたり、寝転んでたりもするし、草木の陰から鳥がワサワサっと登場することもあるし、道端の木の上を見てみると珍しいヘビがくるくる巻きついていたりする。
動物たちもその気になれば園内を自由に移動できるような状態なんです。
当然猛獣と呼ばれるようなライオンやクマも生活しているワケですが、こういう場合は、高低差のギャップを作ったり、堀を設けてそこに水を張るってヒトとの隙間を作るなどのちょっとした工夫が凝らされています。
でも実際に見てみると、檻がないだけで、数メートル先のスグそこにホワイトタイガーがいたり、巨大なゾウが歩いていたりするのを見ると、本当に野生の動物たちを見ているような気になりました。
その時の動物たちの写真を一部ズラっとご紹介。
この日、ナイトサファリも合わせて朝の9時から夜の11時まで一日中動物園で過ごした。
とても充実していた。ショーも定期的に開かれるし、野生にできるだけ近い環境でのんびり生活をしている動物たちを見ていると飽きることがなかった。
園内は徒歩でもまわれるが、広大な敷地だったのでトラムに乗ってまわることなんかもできたし、至るところに休憩所やカフェショップなどがあったので、とても過ごしやすかった。
シンガポールに訪れることがあれば、是非ここのシンガポール動物園はMUSTで行くべし。
世界にあるその他の動物園の追随を許さない、まさに名実ともに世界一の動物園でした。
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「 セントーサ島 」
シンガポールの最南端、つまりアジア大陸の最南端に位置するこのセントーサ島は人工的なリゾートアイランドで現在もまだまだ開発が進んでいる。
ゴルフコースやサッカー場などのスポーツ施設を始めとして、白い砂浜のキレイなビーチ、キャンプ場や一流ホテルまであって、最近ではユニバーサル・スタジオなどがOPENしたことで話題を集めています。
シンガポールに訪れる旅行者だけでなく、実際に住んでいる人たちも週末に遊びに行く人気の観光スポットになっていて、多くの人でにぎわっています。
今回小さな国だったけど、じっくり時間をかけてシンガポールをディスカバーしてみた。
とてもバランスの取れたイイ国だという感想を持つことができた。
実際に暮らしてみないとわからないこともあるけれど、一時滞在をしてみて暮らしてみたい国のひとつになった。
もしかすると近い将来このシンガポールで一時的に仕事をしたり暮らすことがあるカモ知れないと思ってる。
そしたら、次はマレーシアの放浪記に続きま~す。
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