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ボクが興味を持った、新聞やTVなどで取り上げられたニュースをお伝えします。

Vodafoneは買っちゃダメ」-2010年12月29日

 

みんなはケータイどこの通信会社を利用してるかな?

 

Optusが結構多いって聞くけど、Telstraかな、それともVirginかな。

今回このニュース読んでVodafoneだけは買うのやめよ~と思った。

 

 

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Vodafoneが集団訴訟の危機

 

【シドニー27日AAP】

 

通信事業大手ボーダフォンの利用者からサービスに対する多数の苦情が寄せられており、同社が集団訴訟を提起される可能性がある。

法律事務所PiperAldermanは、通話中の回線切断、受付の対応、不十分なデータ機能などについて集団訴訟を希望するボーダフォン利用者のためにウェブサイトを設立した。PiperAldermanは「ボーダフォンは顧客が契約した内容のサービスを提供せずに、今もなお顧客から利用料金を請求し続けている」と主張した。

集団訴訟では、過去3年間で顧客に生じた損失の補償と利子を求める予定。PiperAldermanによると、ボーダフォンが顧客を誤解させるような情報を使って契約をさせた、あるいは契約した内容のサービスを提供していない場合、顧客に補償を受ける資格が生じる可能性があるという。利用者らはウェブサイト「Vodafail.com」ですでに苦情内容を共有している。

ボーダフォンのナイジェル・デュース社長は、同社のウェブサイトで「最近発生したネットーワーク断絶の問題」について謝罪のコメントを掲載した。

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ちなみに本日のケアンズポスト紙にもこれに関する記事が載っていた。

 

ケアンズ在住のVodafone Userによると、Forest GardenやFreshwater、Kamerungaなどの郊外において、自宅に入ると電波が一切なくなるという苦情が相次いで寄せられているらしい。

 

窓際にいって外に身を乗り出して右手を高く上げて、もしラッキーな時はやっと1本だけネットワークをつかまえることができるんだとか…笑えないなぁ。

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コメント: 2
  • #1

    KEI (土曜日, 01 1月 2011 03:20)

    ある新聞ではテルストラの社長が「ボーダフォンは顧客を失望させてる」とコメントしてたけど、「お前のところへの顧客の失望はボーダフォン以上にあると思うぞ!」と言いたい。まあ、どちらも典型的オージーだね、みんないい加減なくせに他人の批判だけは一人前。ほんとにあきれる国だね。

  • #2

    KEI (土曜日, 01 1月 2011 08:39)

    ケイさん。
    ほんまやね。OthersのFaultにはやたら敏感やのに自分のミスなんかは笑ってごまかす。オージーはまだまだやねぇ~。

チータのせいでフライト遅れる」-2010年12月13日

 

なんじゃそら、と思いながらもチェックしてしまったニュース。

平和じゃないスか。これくらいで誰も怒らんよ。

 

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【シドニー8日AAP】   

 

メルボルン空港で8日、カンタス航空の旅客機にチーターを積み込むことに手間取ったため、フライトに遅れが生じた。

6歳の雌チーター「トコロシェ」は8日朝にパース動物園からアデレードのモナート動物園まで輸送される予定だった。

 

しかし、経由地のメルボルン空港で地上職員がチーターの積み込みに手間取ったという。パイロットはQF675便の搭乗客らに対して、アナウンスで「チーターの積み込みにおける問題」が理由で遅れていることを伝えた。結局、トコロシュは2時間後に別のフライトで空輸された。

カンタス航空は定期的に動物の空輸を行っているとし、「当航空ではタスマニアン・デビル、コガタペンギンの他、ペットを含む動物を年間数千匹、輸送している」述べた。

 

 

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いいじゃないか、いいじゃないか~。

 

でもさ、機内アナウンスで「チータの積み込みにおける問題が…うんぬん」とかって言われたら、ちょっとビックリするかも。あはは。

GC-TAS直行便就航」-2010年12月5日

 

これは嬉しいニュース。

オーストラリアが持つ様々な大自然の魅力は、数えきれないほどあるけれど、タスマニアは中でも独特。

 

まだボク自身、訪れたことはないけども、近いうちに遊びに行く予定。

 

 

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【ブリスベンAAP】   

 

格安航空会社のジェットスター航空は、来月22日よりゴールドコーストとTAS州ホバートを結ぶ直行便を就航させる。料金は129ドルから。

 

ジェットスター航空は日本-ゴールドコースト間の便を就航させており、昨年は11万2000人の日本人がゴールドコーストを訪問した。このことを踏まえて、同便就航により、今後多くの日本人がTAS州を訪問しやすくなる。ジェットスターは「日本人観光客のTASへの流動目的もさることながら、同便就航により、ゴールドコーストが日本及びニュージーランド間の便のハブ空港となる」と話した。

 

TAS州の観光大臣は、大手航空会社による直行便就航は素晴らしいことであり、州内産業の充実につながると話した。

 

 

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おまけとして、タスマニアについて知らない人にちょこっとタスマニア講座。

 

オーストラリア大陸の右下に位置する北海道よりもひとまわり小さい島。

 

その島全体の50%が森林で、40%が国立公園や保護区、そして25%が世界遺産に指定されている原生地域。驚きでしょ?

 

氷河の侵食によって形成されたU字谷や高くそびえる山々が織りなす壮大な光景はまさに圧巻。

 

また、かつては害獣とされ、現在は絶滅危機が懸念され保護動物となっているタスマニアンデビルをはじめ、オーストラリア固有の生物、ウォンバットやカモノハシなども、自然の中で多数生息していることで知られているんだそうな。

 

最近の旅行会社の謳い文句では、「世界で一番空気と水がキレイな場所」 と、称されるほど。

 

そのキレイさを証明するものとして、タスマニアの雨水がペットボトルに入れられて販売されているんです。カンタス航空のファーストクラスとビジネスクラスで出される水はタスマニアの雨水で、エコノミークラスだと普通のミネラルウォーターなんだとか。

 

また実際に行った人に聞いたエピソードですが、滞在中やたらと眠くなったとか?なぜなら空気がとても美味しくキレイだから、夜の安眠度合もとてもイイんだとか。

 

食べ物も美味しいってのは有名。新鮮な魚介類だけでなく最高級のオージービーフとして海外に輸出されるのも実はタスマニア産ビーフらしいしね。

 

すごいぞ、タスマニア。

待ってろ、タスマニア!

”最良・最悪”の病院リスト発表」 -2010年11月29日

 

こんなのどんどん発表&公開していって欲しいナ。

 

 

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NSW 10年11月26日 2時5分

 

 

【シドニー26日AAP】

新聞報道によると、NSW州保健局は26日、州内の「最良・最悪」の病院リストを発表した。

これによると、救急部門では、シドニーのプリンス・オブ・ウェールズ病院は、命が危ない状態で搬送された患者でも病院到着30分後に医師の診察を受けられるのはわずか37%だとして、「最悪」の病院に選ばれた。

 

一方、「最良」に選ばれたのはコンコルド病院で、救急で搬送された患者の8-9割が到着後すぐ医師の診察を受けている。また、緊急を要しない手術の待ち期間に関しては、シドニーのロイヤル・プリンス・アルフレッド病院が最短だとされた。

地方をみると、救急及び手術の待ち期間において、アーミデール、ホークスバリー、クリクリ、シングルトンなどが、州の規定を満たしているという。

 

 

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素晴らしい情報やね。今回のはNSW州っていってシドニーなどがあるオーストラリアの南部の州の話やけど、各州が定期的にこういうレポート統計を国民に情報公開していって欲しいわ。

 

実際ケアンズなんかは医療施設でのサービスは最低って言えるほどやし。

 

いい加減さは国民性として確かに存在することは誰もが認めるけども、医療の現場においてはこんないい加減さは100%なくして欲しいもんだ。

ファーストフード店カロリー表示義務化」-2010年11月16日

 

NSW州政府、がっかり。

あほちゃう。

 

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【シドニー7日AAP】

 

マクドナルド、KFC、ピザハットなど、NSW州内の大手ファーストフードチェーン店が、メニューに食品のカロリーをKJ(キロジュール)で表示することが義務づけられることになりそうだ。

 

肥満の蔓延を阻止するためのNSW州政府による取り組みで、法案が可決されれば、違反者には高い罰金が課されることになる。今週NSW州政府は食品ラベル表示に関する法案を議会に提出する予定で、州内のファーストフード店は、来年2月1日から12カ月以内に表示を開始することになる。

 

また法案には、カロリー表示の文字は少なくとも価格と同じサイズにすることや、店のメニュー表に成人一日あたりの理想カロリー摂取量が8700KJ以下だと表示することなどが条項に含まれている。

 

ケネリーNSW州首相は、新法施行の一年以内には、脂質と塩分の表示にも法の範囲を広げていきたいとしている。新法は大手ファーストフードチェーン店のみでなく、パン屋、カフェ、ドーナツ屋などにも適用されるが、従業員数がNSW州内で20人未満の会社や、国内で50未満の会社は免除される。

 

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みんなはこれについてどう思うかわからへんけど、少なくともこの新法案によってオーストラリア人の肥満人口が減少することにつながるとは、毛頭思わないナ。

 

確かに今から食べようとしているモノのカロリーを知るということは、健康管理に注意を払うという意識的な改革には役立つカモ知れないけど、じゃあ直接食べる量を控えようとかってことにはならないね。

 

だって、ファーストフード店に行く人は、しょせんファーストフードを食べにいってるのであって、カロリーを意識する人はそんなところに行かないね。

 

価格と同じくらいの文字のサイズにしたところでなにも変わらへんよ。

 

だってファーストフード店で一番高いものって言っても知れてるし、価格よりも、ましてはカロリー表よりも、メニューの写真や種類を見るでしょ~。

 

そんな法案考える暇あったら、もっと環境や治安に関する法案考えろっつーの。

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コメント: 2
  • #1

    みつまま (金曜日, 19 11月 2010 04:14)

    私も、大手ファーストフード店にてパートタイムのおばちゃんです。ここのお仕事が辞められないのは、午前9時から午後2時という我がままな時間帯でも、働かせてもらえるという理由から。小学生の娘を余裕で迎えにゆけるもんね!店員の私が思うのは、オーストラリア人と日本人では、食に対する考え方が大幅に違うということ。日本人、それに中国人も、食は医、食が最も優れた薬と考えてる。オーストラリア人で、そこまで考える人は少ないでしょう。せいぜい、体重を気にしてカロリーを抑える、までの思考。だけど、”食”ってもっと深いものだと思いませんか。母親は、自分の娘に今日どんなものを食べさせるか気を配る。だって、それは彼女の明日の集中力や、日々の健康に関わることだから。親の想いって、怖いほど子供には伝わるし。けいさんは子供の頃、お仕事をしているお母さんが、きちんと夕食の支度もしちゃうのことに感動したでしょう?したよね?したに決まってる。カロリーを表示しても、、、朝ご飯を食べさせてもらえない子供は、朝から揚げ物とコーラでおなかを満たす。夕食を作らない親たちは、ドライブスルーで、ファーストフード店のファミリーディナーセットを買いに来る。ここのお店で働く者として、複雑な気分になります、時々。。。

  • #2

    KEI (金曜日, 19 11月 2010 07:28)

    みつまま☆

    確かに、言われるとーりですね。お店で働く人にしか見えない部分を教えていただき、ありがとう。
    健康に気をつけるという意識を持たせるのもひとつのしつけですね。
    みつままのもとで育つピータは健康で幸せだね。

赤ちゃんコアラに銃弾15発」-2010年11月10日

 

どんな人間がこんなことをするんやろう。

絶対に許せないし、犯人を絶対捕まえて欲しい。

 

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赤ちゃんコアラに銃弾15発。体中に浴びて重体…母親コアラは死亡。

 

【スポーツ報知より 11月10日】

 

豪州クイーンズランド州で9日までに、コアラの母子が何者かに散弾銃で銃撃され死傷する事件があった。母親コアラは死んだ状態で発見された。生後16か月前後とみられるメスの赤ちゃんコアラは15発の銃弾を浴びながら奇跡的に一命を取り留めたが、重体。依然として予断を許さない状態が続いている。地元当局などが犯人を捜している。

 手術を受けた赤ちゃんコアラは、動物園内の病院で母親代わりのぬいぐるみにしっかりとしがみついていた。頭部には包帯とガーゼが巻かれた痛々しい姿。決して許されてはならない事件が豪州であった。

 地元の報道によると、母子が発見されたのは5日夜。クイーンズランド州の内陸地ケニルワース付近で横たわった状態で見つかった。母親は既に死んでおり、生後16か月前後とみられる野生の赤ちゃんコアラは頭部から手足に至るまで多数の銃弾を受けて瀕(ひん)死の重傷だった。

 赤ちゃんコアラは、大量に出血しており、早急な輸血を受けるために同州内の動物園「オーストラリア・ズー」内の「ワイルドライフ病院」へ即搬送。獣医師がエックス線検査をすると、15発の銃弾が体内に残されていた。2度の手術で7発を取り除いたが、依然として頭蓋(がい)骨内部や胃、腸管などに8発が残っており、危険な状態が続いている。更に複数回の手術が必要とみられている。

 同病院のアンバー・ギレット医師は、フロドという愛称がつけられた体重わずか2キロのコアラについて「悪い方向へ向かっている。生き残る可能性はわずかしかない」と話した。最も懸念されるのは、胃や腸管に残った銃弾が鉛中毒を引き起こすこと。動物園では、フロドのための治療費を募り、既に4200豪ドル(約34万円)が集まっている。

 クイーンズランド州のケイト・ジョーンズ持続的環境相は、犯行を「病的で残酷だ」と非難。コアラに危害を与えることは州法で禁じられており、犯人は禁固2年もしくは罰金22万5000豪ドル(約1800万円)などの刑を受ける可能性がある。同州内では今年1月にも州都ブリスベーン北部でコアラに対する銃撃事件が発生し、赤ちゃんコアラが殺されている。このときの犯人も捕まっていない。

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以下の写真はbrisbanetimesより

このニュース本当に信じられない。

オーストラリアのメディアの報道によると、使われたのは空気銃の類のようで、犯人は若者だと見られている。

 

どんな生き方をしてきたんだ、こいつ。

 

命あるモノは全て尊いのに、ましてなんの抵抗もできない野生動物に対してそんなことするなんて、もはや人間ではない。こいつも同じ目に遭ってくれ。

 

赤ちゃんコアラ、多くのサポートによって命をつなぎとめ一日も早く元気になって、再びオーストラリアの大自然の中でのびのびと生きていってくれることを、ココロから願ってます。

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  • #1

    みつまま (日曜日, 14 11月 2010 09:34)

    いつも、ケアンズ、クイーンズランドのニュースや情報をありがとうございます。糖尿病のことやコアラ襲撃などの、ネガティブな記事もけいさんのブログでならば、これからも、勇気を出して読ませていただきます。実は私は、数年前から、ニュースを読んだりテレビで見たりを、極力さけていました。というのは、幼い子供やあきらかに無力な存在が被害者になっている記事が、あまりにも多すぎて、、、。結局、現実から目を逸らして、もう知りたくないと思っていたんでしょうね。朝刊読んで、朝から泣きたくないって。だけど、けいさんのブログで載る記事は、新聞記者の記事とちがう。もう、少なくても一人、けいさんという人が、そのニュースの深刻さや、狂気を受け止めて、あえてブログに載せている。私も目を逸らさずに読まなくてはと思います。これからも、けいさんの心に触れた記事、情報なんかをどんどん紹介してくださいね。

豪で糖尿病を発症する移民たち」-2010年10月24日 

 

移民としては気になる題名…どきどき。

 

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【シドニー13日AAP】

 

専門家によると、北アフリカ及び中近東からオーストラリアに来た移住者に2型糖尿病を発症する人が多くみられるといい、その割合はオーストラリアで生まれた人々の発症率の2倍以上だという。

 

この発表をしたのはメルボルンに拠点を置く「Multicultural Centre for Women's Health」のマードロ医師で、糖尿病を発症する移民の多くは、オーストラリア到着時は健康であるものの、5~10年間、オーストラリアで生活を行ううちに油分や糖分、また塩分の高い食事を取り続けたり、出身国の生活習慣として運動をしない、また長時間勤務などが要因となって糖尿病を発症してしまうケースが多くみられるという。

 

さらに、移民の出身国の文化によっては、女性が1人で歩いていることは「暇つぶしをしている」とみなされてしまったり、時間ができた夜などに散歩に出かけたくとも安全面に不安があることが、運動する機会の減少要因になっているとも指摘された。

 

「豪州健康と福祉協会」の統計によると、オーストラリアの全人口に対し2型糖尿病患者の占める割合は3%。一方、北アフリカ及び中近東からの移民においては7%、東南アジアからの移民では6%、南部・東部ヨーロッパの移民においては5%だという。

 

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でも、これに関しては日本人は食生活・食文化は極めて健康的やし、他民族と比べても生涯スポーツに関する意識も高いから、あんまり関係ないかな。

 

でも暮らしていると、こっちの食べ物を食べる機会は多くなるし気をつけないとね。

航空各社ケアンズ路線を強化」-2010年10月10日

ケアンズ空港。
ケアンズ空港。

 

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過日、「ケアンズ・ポスト」は、カンタス・グループをはじめ国内外の航空会社がケアンズ路線を増強すると伝えた。

 

カンタス・グループの格安航空会社ジェットスターは、ケアンズ発着の国内路線を週当たり25便増やすと発表。現在、週に3往復しているゴールドコースト便を2011年から毎日運航するほか、シドニーやブリスベン、メルボルンなど国内主要都市への路線を増便する予定。変更に伴って増える座席供給数は年間、46万席を超える。 

 

同社のブルーズ・ブキャナン最高経営責任者(CEO)は、ケアンズ路線について「国内線だけでなく国際線も見通しは明るい。4月に運航を再開した大阪便は順調な伸びを示しており、ニュージーランド便の成長も見込める。次は中国路線の就航を検討している」と語った。

 

カンタス航空子会社のカンタス・リンクは、パプア・ニューギニア路線の運航を開始。シンガポール航空傘下のタイガー航空は、ケアンズ-メルボルン路線を9月から就航する。キャセイ・パシフィック航空は、香港路線を11月から増便する予定。

 

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こういう明るいニュースは嬉しい。

去年の同じ時期と比べると、ケアンズの街全体の雰囲気は明らかに良くなっているとボクは感じる。

 

新聞を読んでいても、観光関連の情報はポジティブな情報ばかりやしね。

 

キターーーデング熱!!」-2010年8月28日

 

 

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【ブリスベンAAP】

 

ケアンズ郊外のパラマッタ・パークで、約12人がデング熱に感染した疑いが持たれており、これまでに感染者1人が確認された。

 

デング熱は蚊を媒体とする病気で、感染すると頭痛を伴う高熱や、筋肉痛、関節痛、発疹、嘔吐、下痢などの症状が出る。

 

QLD州保健局は2型デング熱の発症件数が今後さらに増加する可能性が高いとし、警戒を強めている。

 

ウィルスに感染した旅行者らによって、QLD州北部から都市部へと感染が拡大する懸念もある。州保健局では、デング熱のウィルスの媒体であるネッタイシマカに刺されないように、市民に注意を呼び掛けている。

 

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毎年ケアンズでは問題になっている、デング熱。

今年も雨季を前に、やはりキタ…気をつけよう。

 

デング熱なんて日本だと中学校の頃に社会科の教科書でしか聞いたことない言葉じゃないかな。

 

ほんまに蚊に刺されるだけで感染する可能性が高いし、去年なんてかなりの人数がデング熱にかかったから、心配だわ。

 

かかると1週間くらい高熱でぐったり死にそうなくらいしんどいらしい。

 

気をつけよー。

 

 

タイガーエアウェイズ」-2010年9月18日

 

日本のどの都市にも就航していないので、聞きなれない航空会社だと思った人は多いハズ。

 

タイガーエアウェイズは2003年に設立されたシンガポールに拠点をおく格安航空会社。

 

しかも格安も格安。ここは本当に安過ぎ。

 

昨年はこのタイガーエアウェイズ、荷物の預ける重量にプラスして乗客の体重を計るという試みをしたところ、世間から大きな反感をかったという事件で話題になった。

 

その後、これはやめたという話。当然でしょ。

 

それだけ安いのはワケがあるんやろうけど、体重計るのはよろしくないんじゃないかな。

 

そしてなんと、このタイガーエアウェイズがこのたびケアンズ空港に飛び込んできたのだー!

 

今のところ毎日ケアンズーメルボルンを結ぶ便を就航しているだけだが、昨日のケアンズポストを読んでいると、これを皮切りに今後どんどん各方面へ路線拡大をしていくそうだ。

 

オーストラリア主要都市のブリスベンやシドニー、アデレードなどはもちろんのこと、国際線においてはまずはバリへの直行便を検討しているという。

 

うわさによると、東京からの直行便も視野に入れているとかいないとか…

 

若い会社で東南アジアにおいては格安航空会として多くの顧客をつかんでいるタイガー。

 

ケアンズに飛び入りしてきた以上、軽いフットワークでどんどん攻めの戦略をしていって欲しいね。

 

最近、ケアンズの景気がよくなってきていると肌で感じる今日この頃。

 

がんばっていこう!!!

 

航空会社ランキング」-2010年8月25日

 

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【ブリスベン12日AAP】

 

世界の航空会社のランキング調査「2008年スカイトラックス社・世界航空会社アワード」で、カンタス航空は第3位に選ばれた。

 

世界97カ国1500万人の旅行者によって選ばれた航空会社は以下のとーり。(かっこ内は前年の順位)

 

1位:シンガポール航空(1位)
2位:キャセイ・パシフィック航空(3位)
3位:カンタス航空(5位)
4位:タイ航空(2位)
5位:アシアナ航空(12位)
6位:マレーシア航空(6位)
7位:カタール航空(4位)
8位:ニュージーランド航空(7位)
9位:エミレーツ航空(9位)
10位:エティハド航空(23位)

 

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ちなみに巷では ”危ない航空会社ランキング” なども存在しているようだ。

これらの評価基準としては、、、

 

①機体年齢

②機種編成

③管制設備

④ベース空港

⑤運行体制

⑥安全管理

⑦経営

⑧提携度

 

そして過去12年間のデータを基に、各航空会社の10万便当たりの事故件数を算出して評価した安全指数で総合点を付けランキングされているようです。

 

1位~300位までのうち、以下のワースト10ランキングはNewsweek誌より。

 


291位 イラク航空
292位 キューバ航空
293位 タジキスタン航空
294位 アルマビア航空
295位 TAAGアンゴラ航空
296位 アゼルバイジャン航空
297位 高麗航空
298位 ミャンマー航空
299位 MIATモンゴル航空
300位 アリアナ・アフガニスタン航空

 

なんとなく納得…あはは。

 

 

オマケ関連ニュースとしてオーストラリアが誇るジェットスターの話題。

 

昨日のケアンズポストにも掲載されていた内容だけれど、ジェットスター航空の社長は辞任すべきという見方が強まっている。

 

理由は、ジェットスターCEOのブキャナン氏が同社のパイロットをシンガポールで採用しようとしていることが原因だそうだ。

 

先週シドニーで開かれたパイロット組合による異例の会議にはジェットスターだけでなく、カンタス航空、ヴァージン航空、タイガーエアウェイズ、エミレーツ航空などのパイロットが400名ほど集まった。ここでの話し合いによると、オーストラリア人パイロットを失業の危機へ追いやっているとして、満場一致で辞任すべきという見方になった。

 

でもこのブキャナン氏、やり手なのか、今季の利益は過去最高を記録している。

どうなることやら。

 

豪州選挙事情」-2010年8月24日

 

もうすぐ日本では民主党代表選挙がおこなわれるようだ。

一般の国民が参加する選挙における日本の平均的な選挙率は50%前後というところではないかな。

 

60%に到達すれば、「おぉ~すごい」という感触。

ヒドイ時は地方選挙においては40%を下回ることも多々…恥ずかしいことだ。

 

オーストラリアでは今総選挙が行われ開票作業が引き続き行われている。

 

ココで日本人にとっては驚きの事実が…オーストラリアにおける18歳以上の選挙投票率の高さ。

 

先進国においては世界一だろう。

 

なんと、95%~97%!!

 

なぜこんなにも投票率が高いかというと…理由は非常に簡単。

国が罰則付きの”投票義務制度”を導入しているから。

アルゼンチンやシンガポールギリシャやルクセンブルクなどなど、世界20カ国でこの義務制度は採用されているんですって。

 

日本では未だ”権利”と呼ばれている選挙権、こちらでは”義務”なのです。

 

もし選挙にいかなければどうなるのか?

 

答えは簡単、裁判所から呼び出しがかかり$50(およそ4千円)の罰金の支払いを命じられます。

 

それをまた拒否した場合はどうなるのか?

 

ふふふ。なんと禁固刑が科せられます。数日間だけれども自由が奪われてしまうのです。

 

やるじゃないかオーストラリア。普段はゆる~いとろこもあるのに。

 

ちなみにベルギーでは同じように義務化罰則制を採用していますが、それが度重なって行われた場合選挙権をはく奪され公職などには一生つけないそうです。

 

またまたウクライナでは選挙の投票率が50%を下回った場合、無効選挙とするそうです。エライ!

 

日本の選挙もほぼ無効選挙で実質国民の意見が反映されない理由は国民自身にあるのかもね。

選挙にいかなければ給付金を差し上げませんよ~とか、罰金+公務員にはなれませ~んとか、パスポート発行しませんよ~とかなにか考えればいいのに。

 

オーストラリアでも在外選挙ちゃんといきますよ~。

豪州移住の為にNZ利用?」-2010年8月7日

 

ちょいちょい、こういう方法もあるのね!って思った記事。

 

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【キャンベラ5日AAP】 

 

オーストラリア永住を最終目的として、比較的取得しやすいといわれるニュージーランドの市民権を取ってからオーストラリアに移住するという形が増えているが、4日、この件についてニュージーランド人記者から質問を受けたアボット自由党党首は、「現段階で対策が必要な問題ではない。連合政府の政策では、オーストラリアへの移民者数を年間最高17万人にまで削減することを目標としている」と述べた。

 

オーストラリア・ニュージーランド両国の間で締結されている「トランス・タスマン協定」によると、一方の国民は、もう一方の国で訪問・旅行・居住・就業する際に入国許可が不要とされている。2008/09年度は、4万7882人がニュージーランドからオーストラリアに永住、もしくは長期滞在目的で入国した。


ニュージーランド人は、オーストラリアの年間移民受け入れ数の対象とはなっていないが、移民目的の入国者及びオーストラリアを1年以内に出た場合は海外からの移民者として数えられている。

 

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確か過去に、オーストラリアの永住権はどうすれば取れるだろうとか考えていた時に調べたことがある。
オーストラリアの永住権=NZの永住権。
でもNZの永住権≠オーストラリアの永住権、だとかって。
なぜならやっぱりオーストラリアのそれの方が取得が困難だからとかって。
ますます移民法はタフになっていってるし、いろんな方法が出てくるんやろなぁ。

移民削減」-2010年7月27日

 

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【メルボルン25日AAP】

 

アボット自由党党首は、次の選挙で政権を奪還した場合、移民の受け入れを年間13万人削減すると述べた。

 

25日のニューズ・リミテッド紙のコラムで、アボット党首は、移民受入れを年間17万人未満に抑え、毎年2%以上の人口増加率を1.4%まで減少させたいとした。党首は「移住プログラムは、我が国に貢献をして新しい国籍を誇りに思ってくれるような移民に焦点を絞るべき。国民は人口の急増と、それによる都市への圧迫を懸念している。我々が政権を握ったら、疑わしい申請者を取り締まることで、技術系移民を年間17万人未満に抑えるだろう」と述べた。

 

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将来的にはどちらにしろ、移民の数が大幅に減少されるんやろなぁ。

技術系移民のみを”優先的に”取っている現状から、技術系移民”のみ”を取るようになっていくのもスグやろうし。

 

特別なスキルがないヒト、まして国籍を取得するつもりもない永住権目的のヒトの移民はいらないってことかな。

 

永住権を取るためにがんばっている人、頻繁にイミグレーションのHPで動向をチェックして、専門のエージェントに相談して進路を的確に判断したうえで前へ進んでいこう。

オーストラリア人のお気に入り旅行先」-2010年6月14日

 

このたび、オーストラリア統計局の発表したデータから。

オーストラリア人が旅行にいく渡航先のランキング。

 

第1位.ニュージーランド

第2位.USA

第3位.イングランド

第4位.タイ

 

日本はランク外。

日本人はたくさんオーストラリア来てるんやから、日本にも行けよー。

 

スキーやスノーボーディングが目的で日本に旅行するオーストラリア人は多いことで知られている。

北海道のニセコや長野のハクバなどはとっても有名で、そこのスキー場で買ったと思われるお土産Tシャツを着ているオーストラリア人もよく見る。

 

ちょっと話は変わるけど、意味不明な漢字Tシャツやタトゥーを入れている人も多い。

先日は接客した外国の男性のお客さんのムッキムキの腕に”浪人”というタトゥーが入っていた。

 

え?浪人生?なになに?

でもよく考えると、浪人とは武士のことも言うんだなぁとかなんとか考えていた。

ツーリスト減少の事実」-2010年5月5日

 

昨年のケアンズを訪れたツーリストの人数の動向を観光局が発表した。

そのデータは以下のとーり。

 

<前年と比較してマイナスだった国>

● JAPAN:89000人が訪れて-45%

● NZ:34000人が訪れて-24%

● UK:121000人が訪れて-8%

● USA:83000人が訪れて-8%

● GERMANY:48000人が訪れて-4%

 

 

<前年と比較して同等だった国>

● Canada:25000人 +-0%

 

 

<前年と比較してプラスだった国> 

● CHINA:41000人が訪れて+41%!→おそるべしチャイナ。

● FRANCE:25000人が訪れて+32%

 

 

…そうです、日本がワーストでした。

そしてすごい勢いで増えているのが中国人観光客。

前年比率のほぼ2倍。今後も引き続き中国からの観光客は増加するとみられる…

 

 

でも、今年のGWは例年よりも日本からのツーリストの数が明らかに多かったなぁ。

豚インフルエンザや世界的な経済危機による悪影響も、ようやく底をついた感じ。

今後のケアンズは関空直行便も復活したし、今年中にはヴァージン航空が国際線の日本ーケアンズを結ぶ路線を就航させる動きがあるとみられるし、明るい材料がある。

 

期待したいね。

がんばろうケアンズ。

Unwanted Guest 」-2010年4月20日

 

ケアンズからもっともっと北部にいったケープヨーク付近の川で釣りを楽しんでいたら、こんなに大きなソルトウォーター・クロコダイルが釣れたらしい(笑)。 体長4mだって。

 

フィッシングを楽しんでいたところ、突然現れたとのこと。いやいや、ありえない。

 

でもFar North Queenslandってこんなところなんです。野生のワニはよくある話。

 

地元ケアンズポスト紙にも時々”ワニ目撃情報”なんていって、どこどこのビーチでワニが目撃されました。フィッシングやビーチアクティビティの方はご注意ください~なんて書かれてる。 いやはや、注意して済む問題ではないような。

 

キュランダ鉄道休業」-2010年3月27日

 

昨日ケアンズの観光名所であるキュランダに登る”キュランダ鉄道”が土砂崩れにより、運航を無期限で休止することになったそうです。

CairnsPostより。
CairnsPostより。

この日も多くの日本人観光客を含む、全乗客224人を乗せたキュランダ鉄道はケアンズ市内の駅を出発し、キュランダに向けて山を登っていました。

 

ケアンズ市内を9時半に出発した列車は、市内からおよそ10kmの山手に差し掛かったところで10時10分頃に土砂崩れにより、線路上に大量の土砂がある部分に間に合わず衝突したそうです。

 

全乗客のうち5人はケアンズベースホスピタルに搬送されましたが、幸い皆軽傷だとのこと。よかったよかった。

 

地元の産業に30年以上従事しているジョンさんという有力者は今回の事故を受けて、

 

”今回が初めての事故ではない。今後もこのような事故が起こるリスクがある以上はこの鉄道は無期限に休業するべきではないか。”

 

という発言をし、これは観光産業に携わる人々には特に大きな衝撃となりそうです。

 

今後、キュランダ鉄道がもしも閉鎖されることになれば、多くの観光客を失うことにつながる可能性もあるしね。

 

 

 

でも安全を確保するのが大前提だという考えもわかるし…とりあえず、キュランダ鉄道再開の目途は立っていないとうことです。

 

 

【関連記事(英語):ケアンズポストHP

 

移民政策の規制強化」-2010年2月11日

 

年々オーストラリアへの移住は難しくなっていると言われているけど、今回の2月8日付けで連邦政府が発表した移民政策によると、更に今後規制を強化していくとのことだ。

 

数年後は現在のアメリカのグリーンカードのように取得が極めて不可能に近くなるのかも…今回の改正を見てそう思った。

 

内容については以下のとーり。

 

******************************

 

【シドニー8日AAP】   

連邦政府は移民政策の規制強化を計画しており、今後、2万人の移民申請が無効になる可能性がある。

報道によると、移民政策が変更されれば、調理師、美容師、会計士などの職に就く外国人の移民申請が認められなくなる。そして雇用主のスポンサーがある医師、看護師、高校教師など、高度な技術を持つ技術労働者の移民が優先される。将来的には、ある特定の社会的価値の高い職種、高学歴者、英語能力の高い者、経験豊かな者に移民申請を許可するような制度へと変わる可能性もある。

ニューズ・リミテッド社は、政府はスポンサーを受けていない移民のうち自分が選択した分野で最終的に就労しているのは半数だけという事実を受けて、このような移民を排除する計画を立てていると報じている。また、政府は現在使用されている需要の高い技術職リスト(106職種)を廃止し、移民の査定に使用されるポイント査定システムを見直す予定だという。

 

******************************

 

今回の改正については、いわゆる個人の技術を利用して、活かして、オーストラリアで不足している職業に就職するということを前提にヴィザが発給されるというタイプ。

 

現在豪州国内で日本人でも調理師や美容師として将来活躍することを前提に、専門学校や大学に通いながら一生懸命取り組んでいる若者たちの努力は、今回の改正により、そんな人たちの永住権への道としては、全く無駄なものになってしまうということになる。

あまりにヒドすぎる話。

 

規制を強化することについては反対ではないけれど、段階的に規制していくべきではないかな。

 

ヴィザについてはいろん種類があるし、いろんな取り方がある。

また州や都市によってもずいぶん条件が違ってくる。

 

自分に関連があると思う人、海外で暮らしていくうえでヴィザは絶対不可欠なもの。

直接自分に関連があるもの。各自、定期的にDIAC(移民局)のHPで確認をされることをオススメします。

 

ボクはケアンズでホンマによかった!!

でも油断できないぞ…なにが起きるかわからないから、この国は。

よしっ、キモチを引き締めていこう。

 

 

水道水フッ素化」-2010年1月27日

 

昨年内から異論も出ていて議論になっていたが、ついに最近になって虫歯予防のためにケアンズの水道水にフッ素化合物が添加され始めたらしい。

 

QLD州衛生局の調べによると、どうやらQLD州は国内の他の州に比べて虫歯の罹患率が高いことが判明したらしい。そして2008年の3月にフッ素の添加を決定。

 

しばらくはケアンズ市はこの州政府の決定に対して異を唱えていたようだけど、2009年12月末までに実施するようになっていたらしい。

 

そして年が明けてようやく最近、ケアンズ市の主要水源である市内から車で45分くらい離れた山奥にあるコッパロード・ダムの近くにある浄化場でフッ素化合物を添加された水が市内に供給されている、って具合らしい。

 

フッ素化導入に際してかかった費用は100万ドルとかって?高いね。それぞれが虫歯になった際に治療すればいい話やのに。

 

それにフッ素化合物が水道水に添加されることについて、健康被害を訴える人も少なくないし。

 

フッ素入りの歯磨き粉や、自然界の水の中にも多くはフッ素を含んでいるものが実は多かったり…とか、いろいろ言われてるし、大丈夫かなぁ。

ウルル登山許可継続」-2010年1月8日

<上記写真はボクが2007年に訪れた際の写真>

 

ウルルと聞いて”ぴん”とくる人は少ないカモ知れないけど、エアーズロックと聞くとたいていの人がわかるだろう。

 

オーストラリア大陸のほぼド真ん中に位置し、”世界の中心”や”地球のへそ”などという愛称で知られている、世界で2番目に大きな一枚岩の話。

 

昨年内にウルルのある国立公園を管理する委員会が「ウルルに登るの禁止しまーす」、というアナウンスを突然した。

 

多くの人がこれを聞いてビックリ!

 

ウルルとは原住民アボリジニたちにとって聖地であり、その聖なる場所に一般のツーリストが足を踏み入れることはことより、ましてやその聖なる岩山にドシドシと登るなんてことは快く思っていないことは想像に容易い。

 

またウルル登頂は想像以上に危険を伴い、原住民の登山者に対する安全面での配慮という意味もこの登山禁止勧告には含まれていたことを、まずはボクたちツーリストは認識しなければいけないと思う。

 

そして世界遺産に指定されているエリアでもあるこの場所は、ツーリストの増加によりゴミ問題や衛生面での課題も問題視されてきていたらしい。

 

が、しかーし!!!

本日1月8日、連邦政府が公式発表したところによると、登山許可を継続することを決定したとのこと。

 

ウルルの完全閉鎖までにはいくつかの段階を踏むことが決められているらしく、閉鎖につながる大きな要因は以下の3つ。

 

●ウルル登山者は、現在ウルルを訪れる人のおよそ38%程度であるが、これが20%を下回るということが第一条件。

 

●次に、ウルルを訪れる人の主な理由に”ウルルに登ること”という人が20%未満になること。

 

●そして、来山者が登山以外に楽しむことができるアトラクションができること。

 

…などが理由で、今回は登山許可の継続が発表された。

 

2004年にウルルを訪れたのが初めてだったけど、この時はコンディションが悪く、登ることはできなかった。そして、2007年2月にボクにとっては2度目のウルル登頂チャレンジで、登ることができた。

 

この時、ツアーグループの半数ほどのメンバーは、原住民であるアボリジニーの方々の意見を尊重し、登頂する選択をしていなかった。

 

いろんな考えや意見があると思うけど、今回の連邦政府の決定、よりウルルを楽しめるように期待をして多くのツーリストが今後も継続的に訪れてもらえるような、観光業に配慮した決定であり、ボク個人的には嬉しく思いました。

 

ちゃんちゃん。